6月3週目 聖剣伝説
先週月曜日に聖剣伝説2をクリアして、木曜日には聖剣伝説1をクリアして、その勢いで聖剣伝説3を始めてすでに終盤に差し掛かっている。
2と3は少年期にやりこんだゲームで、どちらの作品も進め方が分からずに迷いながらクリアしていた記憶があるが、大人になった今ではすんなりと進められてしまった。
古いゲームではあるが今遊んでも面白くて、聖剣伝説2や3の正統進化したものが現在でもないことが悔やまれる。
聖剣伝説2はテンポのいいアクションRPGとして素晴らしいのだが、どうしても当時の容量的にマップの量が足りてないよなぁと思うことがあるし、聖剣伝説3は世界観は素晴らしいが、シームレスで戦闘が始まるわりかし普通のRPGへとなってしまっているので、新作を遊んでみたいと思うのだが、この数年後にPSで発売された聖剣伝説LOMは、「仲間」という要素が味付け程度でしかない主人公=プレイヤー型のRPGだったし、この作品も面白かったのだが、あくまで外伝的な扱いの作品であったと思う。
聖剣伝説シリーズにとどめを刺してしまった聖剣伝説4は遊んだことがないのだが、ジャンルがアクションアドベンチャーであり、システムの根本に欠陥があったようだ。
それ以降は細々とシリーズ作品が出ていたが、聖剣伝説ブランドのイメージだけが残り、現在では懐古ゲーマーの酒の肴にしかならなくなっている。
そもそも現在のスクウェアエニックスには新作の面白さに期待はできない。
FFですら14は当初はまともに遊べず、作り直したという経歴があるし、昨年発売されたFF15はストーリーが電波、そもそも設定すら練られておらず、広告の文言も開発者のコメントも倫理観を疑うようなものが多かった。
バグもとても多かったようだが、ブランドイメージだけで売り上げて満足している所をみると、今後に期待する方が無理であるように思う。
FFシリーズで一番人気のあるであろうFF7もかなり前にリメイクを発表したが、公開されたPVはFF15エンジンの使いまわしに感じたし、それを3部作で売る気のようだが、1作品目ですら発売される気配がない。
キングダムハーツシリーズも無理にシリーズを続けていて、もはや開発者ですら設定を理解できていないのではないかと感じる。
新作のキングダムハーツ3も発売できずにいて、有料体験版のような2.8だのを売るあたり、昔の素晴らしかったスクウェアソフトはすでにないのだなと思っている。
今、聖剣伝説のブランドを復活させるなら、やはり任天堂しかないように思う。
それくらいアクションRPGとして、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはゲーム史上最高傑作と言ってもいいほど面白かったし、随所に丁寧に作られていると感じる部分があった。
子会社であるモノリスソフトから発売されたゼノブレイドも丁寧な作りの王道RPGでとても面白かったし、今年発売予定のゼノブレイド2にも期待が高い。
ニンテンドースイッチで発売された聖剣伝説コレクションも、レトロゲームの移植にしてはそこそこの売り上げであるようなので、任天堂とスクエニが手を取り合って、SFC時代のスクウェアのような面白いゲームを作っていってほしいなと思う。