4月3週目 老害と田舎と農作業

先週は農家の組合での役員会議があった。

自分は農家の組合の事務局をやっていて会議にも出るのだが、寂しいのか貧乏なのかボケているのか知らないが、会議の最中もまともな会話が成り立っていないことが多い。

一方ではある話ない話を好き勝手に喋る爺もいれば、見栄を張りたくて会議と関係のない過去の実績をベラベラ喋ったりとか、集落のどこの誰が不倫してるとか引きこもりだとか。

まぁ70、80歳代で体のどっかが病気の人達ばっかりが役員として集まってるんだし、若い人はどんどん出ていくし、将来のこととか考えさせようとするだけ不毛なのかもしれない。

十数年後限界集落となることを考えると夢もないし全く笑えないが、こればっかりはしょうがないのかもしれない。

どうにも気持ちが晴れない日が数日続いたが、土曜日友達の家で農作業のアルバイトをしたら少しだけ気持ちが軽くなった。

10月に子供も産まれるし、将来のための勉強と収入のためにと手伝いに行ったが、体を思いっきり使えて楽しかったし、専業農家で頑張ろうとしてる友達を見ていたら、まだまだ希望もあるのかなと思えた。

老人のノイズは絶対に消すことはできないし、田舎が終わるのは止められないが、それでも自分は腐らずに頑張っていこうと思った。

そういえば、ここ一ヶ月くらいゲームで遊ぶよりも楽器の練習が楽しい。

アコギとベースともに指で弾く練習をしてみたり、コードの構成音を耳で確認したり、ゆっくりテンポを確認しながら弾いてみたり、やりたいことがどんどん出てきている。

歌の方もだいぶ上手くなったと思うし、30代前の助走としていっぱい練習していこう。