kodaainext’s blog

2019年はメインブログで頑張る男のブログ

僕等は少なからず両親から呪いをかけられて生きてきた

mraka2015.hatenablog.com

 

ブログ垢でお世話になっている方の昔話を聞いて

自分と重ね合わせて考えてしまった。

 

上手くどう書いたらいいのか分からないので

こっちのアカウントを使ってみる。

 

 

自分と重ね合わせた、とは言っても

自分は別に虐待を受けていたわけじゃない。

 

けど、何かするたびに父親から叩かれていたし、

そんな父親に味方しなきゃいけない母親も

4歳の自分に向かって「出て行ってもいいんだよ」

なんて言ってきたこともあった。

 

これは、何も自分が悪さをしたからじゃなく、

両親の勘違いでもこういったことがあった。

 

3段階評価の通信簿で5段階だと勘違いした父親が

「なんだこの2とか3ばっかりの通信評は!?」

と激怒して、ワケも分からず叩かれたこともあったし、

何かあれば「養護学校に入れるぞ!」

というのが父親の常套句でもあった。

(当時の私は養護学校が何かも分からなかったが)

 

 

私の父親は趣味がパチンコ、

母親は長電話しかすることがない人達であって、

音楽や映画、その他芸術には全く興味を持たず、

教養もなく旅行すら行ったことがなかった。

 

そういう親に育てられたこともあって、

私は社会人になって暫くするまで 

世の中に興味を持つことができなかったし、

人間的に魅力が皆無だったので彼女もいなかった。

 

恋人(今の嫁さん)がいなければ、

もしかしたら今もヒエラルキーの最底辺にいただろう。

 

 

「親の心子知らず」とは言うけども、

子供を持った今の自分からしても

やはり私の両親というのは理解しがたい。

 

まぁ、人生観というものがない人達だから

理解すべき部分がそもそもないのかもしれないが。

 

子育ての考え方も、「飯を食わせて、

勉強させて、部活をやらせればいい」

くらいのもので、どう成果を残してほしいとか、

どういう人間に育ってほしいとか、

そういうものはなかったんじゃないかと思う。

 

大学には行かせる金はない、と言われてきたので

小さい頃から夢を持つこともできなかった。

 

まぁ、大学に関しては別に行く気もなかったから

それほど思う所はないのだけれど、

他人に全くジェラシーを感じないわけじゃない。

 

 

「大人になったら親に感謝しなさい」

というような風潮は世の中に確かにあるし、

毎年のように友人達の結婚式に呼ばれて

新婦から両親への手紙を聞くたびに、

「家族への恨みは捨てるべきなのかなぁ」

なんて思ったりもしていたが、

冒頭の記事を読んで、やはり私にとって

両親を呪うのはしょうがない事なんだと思えた。

 

幼いころに受けた心の痛みは

年を重ねたからって癒えるもんじゃない。

 

記事のタンク君のように、取り返しがつかない程

人生を狂わされる人もたくさんいるのだろう。

 

 

まぁ、だからといって

今更両親にそれを伝えたところで

何にも変わりはしないわけだけど。

 

せめて自分ができるのは、自分の子供に対して

精一杯の愛情をもって育てることくらいかな。

 

反面教師と呼んで済ますには、あまりにも

大きい代償だった気もしないではないが、

誰だって多かれ少なかれ両親から呪いを受けて

今日まで生きて来たんだろう。

 

そういうもんだって割り切るしかないのかもしれない。