3月3週目 ブレスオブザワイルドとライブ
3/3に発売されたゼルダの伝説ブレスオブザワイルドだが、発売してから1日も欠かさずプレイしていて、プレイ時間が50時間程になったと思う。
RPGの面白さに肥えた自分だが、まだゲームでこれほど楽しいという気持ちを味わえるのかと感動している。
プレイ中の面白さや好奇心が止まらないので他のことに手がつかないでいるが、先週土曜日にサポートで参加したバンドでのライブが終わったので、今週からは自分のバンドでの作詞作曲を再開できるように頑張りたい。
前回はゼルダの伝説ブレスオブザワイルドについて語ったが、今回も語りたいことが多い。
前回のブログではまだプレイを始めて数日しか経っておらず序盤も序盤であったが、今現在は後半に差し掛かろうというところまでゲームが進んでいる。
というか初期状態でラスボスを突破できるという規格外の自由度を持った作品なので、自分の冒険が中盤なのか後半なのかはさじ加減でしかないのだが、主人公であるリンクもそこそこに成長し、強力な武器や防具も手に入れ、おそらくすでにラスボスを倒すこともできる気もするが、メインストーリーがまだいくつか終わっていないし、まだまだ冒険したい場所がたくさんあるので、クリアまでもう数十時間は必要そうである。
今までのRPGでは、敵を倒し、経験値とお金を手に入れ、レベルアップや装備購入による能力値の上昇と、それによって突破できるダンジョンやボスからカタルシスを得るのが楽しみであったりするが、ゼルダの伝説ではレベルの概念がない。
ではゼルダの伝説は何が面白いのかというと、広大な世界の探索と、その結果見つかるミニダンジョンやパズルをクリアし、得るアイテムによってHPやスタミナ、武器の所持数等を増やすことができるのが絶妙な面白さを出している。
武器は片手剣、両手剣、槍、こん棒、ハンマー、ブーメラン、弓など、この他にも複数種あるが、戦闘していると敵2、3体程度倒すのに一つの武器が壊れるということもあり、武器の所持数を増やすことがそのまま戦い方のバリエーションを増やすことにも繋がるため、世界を探索することそのものにワクワクする。
HPやスタミナを増やすことによって、自分の操作テクニックでは突破できない場所も、回復アイテムを貯めこんで無理やり突破できるようになるし、敵や場所に気兼ねなく冒険できる範囲がどんどん広がっていく。
キャラの能力値のインフレが面白いだとか、ムービーやストーリーが面白いなど、RPGにも面白さのベクトルは様々あるが、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは「ゲームが面白い」というのがとてもしっくりくるものとなっている。
それほどまでに、美しいオープンワールドの探索、冒険の準備、リンクの成長、武器防具の入手、適度に難しいパズル、ほどよいストーリーとしっかりした世界観がそれぞれを阻害することなく完璧に融和されている。
何よりも、楽しさを味わい尽くすのに100時間以上かかろうかというボリュームなのに、海外の一部ではタイムアタックが流行っていて、1時間を切るタイムでゲームクリアしている人もいるそうだから、この自由度の高さに驚かされる。
とんでもないボリュームと自由度を兼ね備えておきながら、8月末と12月末に追加DLCがあるというのが恐ろしい。
ゲームというエンターテイメントの究極系であると思うし、何度も言うがゲーム好きは絶対に遊んでみてもらいたいと思う。
さて、ゲーム三昧の一週間だったが、前述のとおり、先週土曜日はサポートで参加したバンドでのライブがあった。
個人練習はそれなりにしたつもりでいたが、やはり合同練習を一度しかやっていなかったというのが響いてしまって、バンド内でのボーカルの声の出し方などは結構やっつけな感じになってしまった。
ただし、ライブ自体は結構楽しかった。自分以外のメンバーの楽器演奏が上手いということもあったし、自分もボーカルに専念できるのはほぼほぼ初めてだったので、かなりいい経験になった思う。
楽曲もボーカルが叫ぶ歌や、裏声でしっとり歌う曲など、修行にふさわしいものばかりだったと思うし、ボーカルの引き出しがかなり増えたように感じる。
何よりも、プロが使うようなとんでもない音響機材でライブができたので、それだけで貴重な体験であったように思う。
後悔する部分はあるが、それはそれとして、人生5回目のライブをしっかりこなせたということに、とりあえず乾杯したい。