kodaainext’s blog

2019年はメインブログで頑張る男のブログ

7月4週目 デートとバンド練習と

先週水曜日と今週月曜日は嫁と遠出をした。

休みが普段から合わないし、先週は一週間ずっと暑かったので、水曜日は有給休暇を取って、月曜日は祝日で休みが被ったので、数か月ぶりに遠くへ出かけた。

 

水曜日は水族館に行きたいとのことだったし、自分は岩手に行きたかったので、昨年再開したという久慈市のもぐらんぴあという水族館に行ってきた。

普通の水族館ではなく、近くに石油備蓄基地があるそうで、石油関係の資料コーナーが充実していて、ちょこっとだけ勉強になった。

水族館自体はそれほど大きいものではなかったが、東日本大震災からの復興までの道のりを思うと、とても愛おしく感じたし、また遊びに来たいと思った。

お昼には久慈市自慢の海鮮丼を食べて、その後久慈琥珀博物館を観光して、小さな神社公園を散歩し、ドラマあまちゃんの舞台となった小袖海岸で塩ソフトを食べ、山奥の温泉に入って帰路についた。

あまり計画をしないでドライブをしていたが、きれいなモノをたくさん見られたし、かなり充実した一日だった。

 

土曜日はバンド練習だった。

久しぶりに4人で集まることができて、オリジナル曲をしっかりと固めることができたし、自分の歌も秘密の特訓をしているおかげで、シャウトがばっちりキマっていた。

録音はまだちょっとしか聴いていないが、かなり手ごたえがある。

ライブでどれほどお客さんを煽れるか分からないが、今の自分たちの全力のパフォーマンスができればいいなと思う。

 

そして月曜日はまた嫁とデートに行ってきた。

月曜日は青森県津軽にある高山稲荷神社という場所へ観光に行った。

境内入口には高さ10mはあるかという大きな鳥居があって、信心深いわけではないが、なんだか神聖な場所に感じられた。

敷地内には千本鳥居という、数えられないほどの鳥居が並んで道をつくっている場所や、小さな滝などがあり、ちょうど天気が曇りで空気がまどろんでいたこともあって、死後の世界を空想させられた。

ちょうど篠笛のコンサートも開催されていて、心が揺さぶられるような優しい音楽を聴きながら散策をすることができて、不思議な体験ができたと思う。

その後、特に予定もなかったので、なんとなく津軽半島最北端の竜飛岬へ向かって、途中、海沿いの町で海鮮定食をいただき、竜飛岬に到着してからは2時間ほどあたりを散策した。

竜飛岬へは日本海側の山道を通って行って、道中は野生のサルがいたり、山は濃い霧がかかっていたので、きれいな景色が見られるか心配だったが、山を越えると晴天が広がっていて、存分に散策を楽しむことができた。

ちょうどトレッキングもしたいと話をしていたので、いい運動になったと思う。

 

次は下北半島まで足を延ばすか、秋田県へ遊びに行くか分からないが、またお金を貯めて、思いっきり遊びに行きたい。

7月3週目 気持ちを入れ替えて

先週木曜日にマルチ商法に関わりそうになっていた友人をなんとか説得し、どうやら手を引くことにしたようだ。

自分は疑り深いのでホントかどうかは気になるが、ひとまず安心したいと思う。

友人はどうにも問題を先延ばしにするクセがあるようなので、そこだけが心配だ。

 

先週は説得のためにマルチ商法の仕組みや違法性やセミナーの動画などを見て勉強して過ごしていたが、今週はまた音楽を頑張りたいと思う。

当面のギターの目標としては、ライブでやる曲の練習もそうだが、16分のフレーズを本格的に進めたいと思っている。

今までも16分のフレーズの練習はしてきたが、メトロノームをあまり使っていなかったり、オルタネイトピッキングがきちんとできていなかったりだったので、丁寧に練習を積み重ねていきたい。

また、自分が今弾きたい曲というものを考えたときに真っ先に出てきたのがゲームBGMであったので、難しい曲でもどんどんチャレンジしていこうと思う。

 

歌の方はまだまだハリがほしい部分があったりして、腹筋をちょこちょこやっているが、今日からまたランニングも取り入れたいと思う。

どうにもやるやる詐欺になってしまっている気もするが、モチベーションとして見た目のどんくささを払しょくしたいとも思っているので頑張りたい。

7月2週目 歌と尊厳

土曜日はバンド練習だった。

ギター以外の3人だけでの練習だったが、録音したものを聞くと思っていたよりもグルーブが作れていて安心した。

オリジナル曲のみで出演するライブで、個人的には先週の弾き語りライブの時よりも盛り上げなきゃいけないっていうハードルがあるので、残り20日でしっかりと練習をしていきたいと思う。

歌も、先週のライブの録音を何度も聴けるくらいにはマシになってきていると思うし、土曜日の練習の録音もそれなりに歌えていたので、これからもコツコツ練習する。

 

それはともかく、また遠方の友人に問題が発生してしまった。

定期的に電話をしている友人で、日曜日の夜にも電話をしたら、どうにも神妙な声色をしていたので話を聞いてみると、マルチまがい商法に参加したとのことだった。

自分は大丈夫、疑ってかかってるんで大丈夫、と言っていたが、「仕組みも分かっていないけどセミナーの動画が興味深くて面白いから会員になった」という時点で洗脳されていることに気が付いていない。

マルチ商法の仕組みについてぼんやりとしか知識がなかったので、説得するために自分も勉強してみたが、調べて計算すればするほど、勧誘の仕方が新興宗教的だし、まともな人が儲かる仕組みになっていないし、割高な商品を買ってしまって逆に損をすることが分かった。

 

10年近くの付き合いがある友人だったが、次の日に急いで昼休み中に電話をしても、あまり分かっていないような印象だった。

お人よしが過ぎて、以前も騙されたことがある友人だったが、その頃から成長していないことを思うと、ひどく情けない気分になった。

そいつは夜勤なので、次電話するのが木曜日か日曜日のどちらかになると思うが、その時にしっかりと話をして、それでもマルチ商法を続けてみると言ったら、残念だがそのときは縁を切ろうと思っている。

結局、心配して仕組みを調べた友人の話よりも、詐欺師まがいの男のふわふわしたセミナーの方を信じるようであれば救いがないし、これ以上付き合う理由もない。

 

心の拠り所がないのは分かる。が、それを違法行為スレスレのものに求めるようでは、共感するわけにいかない。

そうやって、自分の尊厳も失くして迷惑をかけるのが生きがいの人を、自分は「心が貧しい人」と思っているが、友人もそうなりつつあるのが悲しい。

なにはともあれ次の電話で全部決めようと思う。あいつが自分の尊厳に気が付けるかどうか、試したい。

 

7月1週目 amazarashiと恩返し

昨日、日曜日にamazarashiの楽曲で、人生初の弾き語りでのライブをしてきた。

ほめてくれる人もいたけど、お世辞だったのかもしれないし、自分でも手ごたえはどれくらいあったのか分からないけど、少なくとも大きな拍手はもらえていたので、少なくとも60点くらいはあげたい。

動画で聴き直してみても、ちょこちょこミスがありながらも、個人的には視聴に耐えられるレベルだったので、なんやかんやレベルアップはできていると信じたい。

MCも危うい感じながら、しゃべりたいことが喋れたと思うので、やっぱり60点はあげられると思う。

 

amazarashiは二十歳を過ぎたころに出会ったバンドで、それから結婚するまでの5年くらいは、amazarashiにもたれかかって生きてきたように思う。

ギターを始めたきっかけでもあったし、もちろん今でもファンだ。

そんなamazarashiの歌をいつかライブで歌いたいと思っていたし、一つの自分の中での区切りとして、昨日のライブは大事な一日だった。

 

また弾き語りをやってよ!って言ってくれた人もいたけど、来月はバンドでのライブもあるし、これからはまたバンドに専念したい。

オリジナル曲で挑むとはいえ、昨日のライブよりは盛り上げないとバンドメンバーにも申し訳ないし、バンドをやる意義がわからなくなるので、来月まで精いっぱい練習して、バンドでも新しいスタートラインを切りたいと思う。

 

amazarashiへの恩返しになれたかは分からないけど、昨日はとりあえずやり切った。

お疲れさまでした!

6月4週目 再会と歌練

ギター博士の30日間ギター講座というサイトを見つけて、今週からエレキギターの練習。

中級者に入りたてくらいの人の為の小難しいフレーズばかりあって、少しずつ引き出しが増えていい感じだ。

オリジナル曲を作るにあたって、カッコイイリフを作れるようにちょっとずつ頑張りたい。

 

金曜日は10年弱ぶりに幼馴染のY君と食事に行った。

誘った理由は、聖剣伝説2を遊んでいるうちに少年時代にY君と一緒に遊んでいたことが懐かしくなったからで、Y君はそのことを覚えていないようだったが、夕方の6時から日付が変わるまで居酒屋にいた。

Y君は一時期鬱になって、仕事を辞めて現在は農家の手伝いをしているようで、最初は会話が続くだろうかと心配していたが、6時間ずっと会話が途切れることなく楽しんだ。

それなりに元気でいるようで安心したし、数少ない田舎の同年代なので、これからも交流したいと思う。

 

土曜日と日曜日は一人カラオケに行ってきた。

来週の日曜にライブがあるし、弾き語りの練習と今現在本気で歌を歌ったらどれくらい上手くなってるのか知っておきたかったからだ。

土曜日のカラオケでの録音を聴いた結果、声質も高音の出し方も余裕があるように感じたが、まだまだ喉に力が入っている感じがしたので、日曜日もカラオケに行くことにした。

日曜日のカラオケではギター練習の時間も確保しつつ、音程が気になる曲をいくつか練習した。

気になった部分を意識した結果、やはり以前よりは一回り歌に余裕があるのだが、根本的に出したい音程や出そうとしている音程が体で分かっていないと実感した。

声質や、声の出し方はだいぶ正解に近づいたと思うので、この声の出し方をキープして、音程練習を始めようと思う。

だんだんといっぱしのボーカリストになれてきている確信があるので、積極的に練習していきたい。

 

オリジナル曲の方は今作成中の曲のAメロを少し良くできそうなので楽譜書きたいと思っている。

また、自分の作る曲は歌詞の量が多い傾向があるので、文字が少ない詩を少ないコード進行でメロディックに歌う曲を作りたいと思っている。

ニコニコ動画で「幕末志士」としてゲーム実況活動をしている、坂本と西郷という二人組がいるのだが、坂本が深夜のテンションで書き上げた「蝦夷のセレナーデ」というポエムをツイッターに投稿したことがあり、それをお遊びで西郷がコードとメロディをつけて歌っていたのだが、それがかなりの名曲だった。

どうしてもバンドで曲を作るとなると、他のパートを考えたりして、数をこなすのが困難になるので、即興クラスの曲でもどんどん作れるような技術を磨いていきたいし、作曲力を磨きたい。

真面目に音楽を始めて3年近くになって、だんだんとこなれてきた部分もあるので、どんどんできるところまで頑張りたい。

幸福について

生きることに必死になってたどり着いた答えのはずだった。

結局人間ってのはいつか死ぬし、浮浪者になって道端で死ぬか、不慮の事故で不意に死ぬか、自分で自分を殺めるか、それほどの差異はないことにしていた。

将来を憂うのは無駄で虚しい事だと思うことにした。

誰かに嫌われることを受け入れることにした。

明日もしかしたら死ぬかもしれないことを受け入れることにした。

どうせいつか死ぬから。

 

欲張らずに、今の生活に感謝することが幸福だと思っていた。

今が幸福であれば、野心なんていらないと思っていた。

足りないと思ってしまうのは、悪であると思うようにしていた。

でも、色んな人たちの話を聞く機会を設ける度に、憂鬱と一緒に向上心まで捨ててしまうのは、結局、生きることを放棄しているのと同じだと思うようになってきた。

憂鬱も向上心も、どちらもちょうどいい塩梅で持っていなければいけないのかもしれない。

 

今までの考え方がポジティブなのかネガティブなのかって聞かれると分からない。

でも投げやりに生きているわけじゃない。どうやって死ぬかよりも、どうやって生きていくかを考えているんだからやはりポジティブなんじゃないだろうか。

死んだ後のこの世界に何かを残そうと偉人になろうったって、死後確かめる術がないものにどれほどの価値があるか懐疑的でありたいと思っている。

どう生きていくかを考えたときに、静かに暮らし、最後の日まで感謝して生きる幸福も一つの正解であると思うが、未来を拓くために、身の丈に合った野心を持つのは間違いではないと感じるようになってきた。

やっぱり人は他の動物たちとは違う。

どんなに寛容に静かに生きようと思ったって、野心や向上心といった「欲」は捨てることが出来なかった。

今までの自分がまだまだ受動的であったと気が付けたし、今のこの幸福を守るために、どうやって生きていくか能動的に考えていきたいと思った。

6月3週目 これからのこと

今の仕事に就いてもうすぐ4年になる。

最初こそ、前任者の仕事の後始末で気が狂うほど苦労はしたが、今では困難な案件も少なくなってきて、これからのスタンスについて考える必要があるような気がしてきた。

 

今の職場は公共的な仕事をする職場で、わりかし受動的な仕事ばかりだし、なんとなく社会の歯車として生きていけているのか疑問に思うことがある。

今の職場が社会的に不必要だとは思わないが、いつまでも受動的なスタンスの会社というのは10年後20年後に存在意義が疑われることもあるだろうし、自分自身も余裕が出てきたからかこのままでいいとは思えなくなってきた。

かといって自分が好き勝手に動ける立場の人間ではないし、公共というのは不勉強で責任のない人たちを相手にする商売だから、ちょっとのすれ違いや雰囲気で壊れてしまうものだし、能動的に動くのが必ずしも正解じゃない。

しかし、今の職場に将来的な存在意義を持たせるための勉強を、職員として能動的に考えなくてはいけないような気がする。

 

今の生活が順風満帆なのはいいことなのだが、どうにもお金を得ることについて、野心や向上心を失っていってしまっている気がする。

ギターや歌に関しては高校時代の部活以上に意欲的に練習しているが、広告費を得ようと初めてみた動画制作も2か月ほどやらないでいるし、どうにも最近腑抜けている。

仕事のミスもないから怒られることもなくなってしまった。ブラック企業で慣れた自分にとっては田舎の小さい会社の事務は、それほど難しいものじゃなかった。

かといってこのままではいけない。「どうせいつか死ぬから」と憂鬱と一緒に投げ捨てた、生きることについてのストイックさと、もう一度向き合わなければならない。

 

仕事の勉強もそうだが、一旦は勉強した動画制作について、もう一度勉強しなおして、広告収入を得るに値する動画を作れるように再度始めたいと思う。

音楽を収入にするのを考えたくはないが、真面目にこれからも音楽をやっていきたいのなら、遊びと仕事の境界線を少し超えなきゃいけない気がする。

手札はそれなりにある。今年も半年を過ぎてしまったし、もう半分の時間は野心を持って生きることについて向き合っていこうと思う。